スタッカートってどんな意味?間違えやすい音楽用語
間違えて覚えている音楽用語
音楽用語ってたくさんありますよね。
でも、皆さん知っていますか?
よく使われる大事な音楽用語って小学校の音楽の授業でほとんど習ってしまうんですよ。
聞いてみれば、「あー習ったかもしれない」と思う人が多いと思います。
しかーし!!!
この音楽用語、本当に正しい意味で覚えていますか?
日本語って本当に難しいのですよ。
もともと音楽用語はイタリア語が多いのですが、日本語に訳すときに間違えたのかニュアンスが似ているからそれで良いと思ってしまったのか?はたまた、人によって解釈の違いなのか?
今回は明らかに間違っているという私の許せなーい(笑)音楽用語を書きたいと思います。
スタッカートとは
スタッカートって知ってますか?
よくアンプの上とか下に付いている点、ありますよね。
あれがスタッカートです。
ちなみに音符の右横に付いている点は違いますよ。あれは付点て言います。
スタッカートにもいろんな種類があるのですが、今回は皆さんも1度は目にしたことがあるこちらのスタッカートです。
このスタッカート、小学校でもちろんならうのですご皆さん何て習いましたか?
ほとんどの方がスタッカートはジャンプとか跳ねるとか教わったのではないなと思います。
でもこれ、間違いなんですよね!
スタッカートの正しい意味
ではスタッカートの正しい意味とはなんでしょう?
スタッカートとはイタリア語が語源です。
1つ1つ音を区切るという意味が正しいのです。
短く切るという表現は、私はあまり好きではないのですが、そう教える先生もいます。
ここで問題なのは短くという言葉です。
スタッカートは区切れば良いので短くなくても良いのです。
用は次の音と音を切れば良いのです。
この短く切ると教える先生は、元の音の半分の長さで。とかいう人もいるそうで、それは全くの間違いです。
何度も言いますが、区切るので音の長さは関係ないのです。
だから私としては、区切るという言葉を大事にしてほしいなと思います。
1つ1つの音を切り離すと思ってほしいのです。
よくバーナムという教本でも見かけますが、レガートとスタッカートの練習があります。
これがとても良いのです。
なぜなら、スタッカートの反対語はレガートだからです。
決して、跳ねるとは違うのです。
まとめ
スタッカートとは、1つ1つ音を区切ること。
決して、跳ねるでない。
日本語に訳すと表現するのがとても難しいので、弾いてお手本を見せるのが1番わかりやすいですね。
おまけ
フェルマータの意味を書いてるブログ記事があります。
とてもおもしろく参考になりますので、是非読んでみてください。
フェルマータの本当の意味~意外と間違っている音楽用語~
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