発表会に参加する意味
発表会に参加することは良いこと
「瑠璃の音」音楽教室では、年に1回クリスマスコンサートという発表会を行っています。
発表会は日頃の練習の成果を皆さんに見てもらうということもありますし、小さいお子さんにとっては晴れ舞台!
親御さんにとってもシャッターチャンスです。
しかし何よりも発表会の参加することで得られることは、子供たちのモチベーションアップ、または成功体験です。
成功体験をすること
小さいうちに成功体験をすることはとても大事です。
なぜならば成功したということは自身に繋がるからです。
自分はできるんだ!という経験をさせてあげることはとても大事です。
子供たちがこれから大きくたってくると、試験や面接など緊張する場面はたくさんあると思います。
そこでこの発表会での成功体験が生かされるのです。
練習すれば、出来た!
1度も間違えずに弾けたという経験はこれからの人生とても大事となります。
発表会で成功するためには努力だけじゃない
では、どうすれば発表会で自身をつけることが出来るかということをお話します。
まずは、野球選手のイチローが言っていたことが1番ですよね(笑)
「誰よりも練習したから僕には自信がある!」これが1番大事です。
やはり努力すること練習することは大事です。
しかし、それだけでは成功できない場合があるのです。
それはどんな場合か?
もし、先生からとても難しい曲を発表会で弾くように言われたらどうでしょう?
もし、自分が好きではない曲を発表会で弾くように言われたらどうでしょう?
もし、自分に合っていない苦手な曲を発表会で弾くように言われたらどうでしょう?
その場合は絶対に発表会で成功することはできません。
何よりも練習すること、努力することは、大事ですがそもそもその曲が自分に合っているのか?ということはとても大事となります。
発表会で成功するには弾ける曲、好きな曲を選ぶこと
「瑠璃の音」音楽教室では、発表会の曲選びは本人に希望に添えるようにしています。
私が編曲したり、生徒さん1人1人に合った曲を考えます。
詳しくは発表会の曲決めは「好きな曲を!」を読んでみてください。
難しい曲ではなく、1度も間違えずに完璧に弾ける曲を選ぶことが大事なのです。
親御さんとしてはもっと難しい曲を自分の子は弾けるんじゃないか?と思うこともあると思います。
実際、私にも娘と息子がいますのでその気持ちはよくわかります。
でも1番初めの発表会で失敗してしまったらその記憶がずっと残るのです。
逆に成功したら成功体験が記憶に残ります。
そして次への自信となるのです。
私自身の失敗体験から学ぶこと
私は、ピアノを習い始めたのも遅く発表会では周りの子たちに合わせるために難しい曲をチャレンジしていました。
それは周りを気にする親の見栄もあったと思います。
でも結果はいつも失敗ばかりです。
当たり前ですよね。自分の実力より難しい曲を選ぶのですから、いくら練習したって弾ける訳がないのです。
練習中も1度も間違えずに弾けることはなったので当然、発表会の失敗しました。
その記憶は今になって消えることはありません。
だから大人になり、ピアノ講師をしている今でも発表会は尋常でないくらい緊張しますし、失敗します(苦)
私の経験から生徒さんたちには同じ思いをさせたくない。と心に誓いました。
そのおかげで私の娘は発表会で失敗せずに弾けたこと、自身になりみんなの前で弾くことが好きになりました。
生徒さんたちにも是非、この成功体験から自身を持ってもらえるとうれしいと思っています。